INTERVIEW 03
早田 紗己
大臣官房新事業・食品産業部 外食・食文化課
食品ロス・リサイクル対策室 係員
令和3年入省/一般職行政
文化構想学部

CAREER

令和3年4月
入省(食料産業局食品流通課)
令和5年4月
大臣官房新事業・食品産業部 外食・食文化課

Q1

大学生の頃に、自身が中高時代に部活で出場していた大会のボランティアスタッフをしたことです。中高生の頃は大会が毎年開催されることが当たり前だと思っていましたが、その大会はボランティアで運営されていたことを知り驚きました。この経験から、「当たり前」だと思っていることも誰かが支えてくれているからこそ存在していることを実感し、私も将来、誰かにとっての「当たり前」を支える仕事をしたいと考えるようになりました。

Q2

もともと食べることが好きだったことに加えて、食や料理がテーマの小説や漫画、テレビ番組を見ることも大好きでした。そのような中、国家公務員採用一般職試験の1次試験後に農林水産省の説明会に参加し、「食」を中心に輸出や環境、文化や教育等幅広い分野に関わることができることも魅力に感じて志望を決めました。

Q3

様々な分野、部署があるため、入省後もたくさんの経験や学びを得ることができる仕事です。入省前は「国家公務員は現場と遠いのでは」と思っていたこともありましたが、業界の方と意見交換をしたり、視察に行ったりと現場に出る機会もたくさんあります。生きていく上で必要な「食」とそれを取りまく「環境」を守り発展させるため、多くの人と関わり、協力しあいながら仕事ができる点が素敵な職場です。

Q4

現在は食品ロス、食品リサイクル関係の業務に携わっています。食品ロスを削減するための事業やフードバンクへ支援をする予算事業の執行と要求、食品リサイクル法に基づく登録制度の審査、食品廃棄物のリサイクル工場への視察等も行っています。

Q5

食という生活に密着している分野で、ニュースやメディアの題材としても扱われやすいからこそ、自身の関わっている仕事と日々の生活が地続きであることを強く感じます。私自身が直接的に支援しているわけではないですが、自分のやっている仕事がめぐって国民生活の支えになっていると感じられることに仕事のやりがいを感じます。

Q6

2年目の時に参加した農村研修です。岩手県のリンドウの花を栽培している農家で泊まり込みの農業研修を行いました。日々の出荷から出荷が終了した後の畑の処理など実際の農作業を経験できたことや、地域を挙げてブランド化を目指す農家と行政の協働等を学ぶことができました。

Q7

地方出身の方や実家が農家の方、社会人採用の方や民間企業からの出向の方など、多様なバックグラウンドを持った人が多く、話をしていて日々刺激を受けています。また優しい人が多く、先輩にも上司にも気軽に仕事の相談がしやすい雰囲気があります。

Q8

まだ入省して間もないので、まずは様々な業務や分野に関わりたいと考えています。現時点では、日本の食文化の保護や発展に関わりたいと思っていますが、色々な分野の仕事をした上で今後何をしたいのかを具体的に考えていきたいと思っています。

Q9

食(ごはん)の選択肢が多いところです。省内食堂も豊富にある上、日替わりで省内の駐車場にキッチンカーが来ています。また、地下の農林生協では季節ごとに様々な果物や野菜、ジビエ等を組合員価格で購入することができ、鯨肉やジビエの缶詰商品なども常に置いてあるので、食べ比べるのが楽しいです。

OFF TIME

バラエティ番組やドラマを観ることが好きなので、終業後や休日は録画したドラマやその時に放送されているバラエティ番組を観ていることが多いです。最近のトレンドの店の紹介や地域の店を紹介する情報番組等をみて、気になった店に行くこともあります。

OTHER PERSON