INTERVIEW 14
日髙 智貴
九州農政局経営・事業支援部 担い手育成課 係員
平成31年入省/一般職行政
工学部

CAREER

令和元年10月
入省(九州農政局総務部総務課)
令和3年4月
経営局金融調整課
令和5年4月
九州農政局経営・事業支援部担い手育成課

Q1

私は学生時代、工学を専攻していました。私自身、九州出身ということもあり、生まれ故郷で盛んな「農業」を学生時代に専攻していた「工学」の知識を生かし、ICT技術等を活用したスマート農業を推進することで、盛り上げていきたいという思いから農林水産省を志望しました。

Q2

私自身は大学から故郷である九州を離れ、卒業後は民間企業で約4年間、勤務しておりました。勤務する中で、離れたからこそ芽生えた故郷に貢献したいという思いが次第に強くなり、「自分が何をしたいか」改めて考えるようになりました。その答えとして、学生時代に専攻していた「工学」の知識を生かし、故郷で盛んな農業を応援できるような仕事に挑戦してみたいと思い、農林水産省を志望いたしました。

Q3

公務においては、民間企業の仕事とは違い、特に法令や規程等を正確に読む能力が必要です。また、法令等はその時代に即した形で改正されていきますので、常に正確な知識を学び続けなければなりません。そういった意味で、継続して学び続けることが求められているように感じています。

Q4

認定農業者制度の制度担当者として、県、市町村、一般の方からの問い合わせに対応しながら、国が実際に認定を行う事務も担当しています。加えて、部局等を通じて依頼された各作業依頼を部内担当者に対して割り振り、とりまとめを行う総括業務も担当しています。いずれの業務においても、メールでの仕事が基本ではありますが、行き違いがないよう、丁寧なコミュニケーションを心掛けています。

Q5

私がやりがいを感じるときは、「感謝」されたときです。担当している業務については、プロでなければならず、知識の習得は欠かせませんし、決して容易に習得できるものでもありません。習得した知識や経験を基に、相手に伝わるコミュニケーションを心掛け、省内職員をはじめ、自治体の担当者、農業者の皆様に制度や取組等をご理解いたただいた上で、感謝の言葉をいただいたときにやりがいを感じ、もっと詳しくなろうというモチベーションにもつながっています。

Q6

現在私は、認定事務や総括業務に加えて、みどりの食料システム戦略の取組の一環として、持続可能な農業の推進を図ることを目的に、「職員向けの有機農産物販売会」を企画しています。当該取組は、前例のないことであり、企画から実行に至るまでゼロからのスタートでした。私の職場では、こういった前例のないことに対して果敢に取り組む職員を応援してくれる環境にあり、非常に高いモチベーションで働くことができています。

Q7

温かい人が多い職場だと思います。仕事を進めている中で、悩んだり、ミスをしてしまったりする場面もあります。そんな時に、いつでも相談に乗ってくださる上司が多く、非常に助かっていますし、そんな環境だからこそ自分自身も後輩から頼られる職員になろうという気持ちにもさせてくれます。

Q8

農政を取り巻く環境は非常に厳しく、基幹的農業従事者も年々減少傾向にあります。このような中においても、「農業をやりたい!」と思っていただける方が増えるよう、国、都道府県、市町村、各団体、農業者が一体となって農政を推進していかなければならないと思っています。そのためには、私自身が信頼される農林水産省の職員として、様々なことに挑戦しながら、現場の声に耳を傾け、学び続けていきたいと思っています。

Q9

農林水産省では、前例のないことに挑戦すること、特に若手職員が新たな取組をしようということに対して、心から応援してくれる方が多く、そこが私の好きなところです。若手の自由な発想を尊重してくれる組織だからこそ、様々なことに前向きに取り組んでいけると思います。

OFF TIME

終業後は、後輩や先輩職員と飲みに行って過ごすことが多いです。特に最近は若手職員が多く入省してきてくれることもあって、アフターファイブも非常に充実しています。休日は、弁当の作り置きをしたり、家で映画やドラマ鑑賞をして過ごしています。最近は、韓国ドラマに夢中になっています。笑

OTHER PERSON