医学研究科(博士課程)
医学研究科(博士課程)
CAREER
- 平成31年4月
- 入省(消費・安全局食品安全政策課)
- 令和元年7月
- 食料産業局輸出促進課
- 令和2年4月
- 食料産業局輸出先国規制対策課
- 令和3年4月
- 厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課
- 令和3年10月
- 輸出・国際局輸出支援課
- 令和4年4月
- 消費・安全局畜水産安全管理課
Q1国家公務員になろうと思ったきっかけは?
農林水産省の就職説明会で、職員から東日本大震災への対応の話を聞いたことがきっかけです。被災した農家さんたちの「自分たちの育てた農産物を消費者に届けたい」という思いを実現させるため、農産物から放射性物質を低減させるための施肥法を検討したというお話に感銘を受け、胸が熱くなったのを覚えています。個人では解決できない大きな課題の解決を目指し、人のために働ける職種ということに改めて気づかされ国家公務員を目指しました。
Q2農林水産省に決めたタイミングとその理由を教えてください。
官庁訪問で農林水産省や他省庁の職員とお話をする中で、農林水産省であれば、自分が取り組みたかった「人への健康被害を未然に防ぐこと」に対して、大学・大学院で学んだ薬学の知識や科学的知見などを生かしながら携われると感じたからです。 また、男性であっても育休を取得しやすい環境と知り、ワークライフバランスの取れた職場であったのも農林水産省に決めた理由の一つです。
Q3農林水産省、国家公務員を目指す人に伝えておきたいことは?
国家公務員が具体的にどんな仕事をするのか、イメージするのはとても難しいと思います。少しでも興味があれば、説明会などに参加して、実際に働いている職員の方の話を聞いてみることが大切です。農林水産省は守備範囲が広いので、ご自身が大学生活で養ってきた知識・経験を生かせる仕事がたくさんあると思います。
Q4今担当されている仕事を教えてください。
課の総括係として、窓口業務を行っています。総括係には、国会、予算、国際関係業務など、様々な作業依頼・情報共有のメールや電話が届きます。それらの情報を整理し、課内の適切な班に割振って、作業を依頼し取りまとめるといった業務です。また、公務員は様々な文書を作成します。課として、時には農林水産省として主張すべきことを文書に記載するため、他課や他省庁と協議し、調整することもあります。 課の窓口業務とは別に、BUZZ MAFFに関する業務も行っています。BUZZ MAFFでは、産業動物獣医師(※)という仕事の魅力を広く発信するため、ブイブイ調査隊チームの一員として動画作成に取り組んでいます。 (※)牛や豚など産業動物の診療などを行う臨床獣医師及び農林水産分野の業務に携わる公務員獣医師の総称。
Q5どのようなところに仕事のやりがい、面白みを感じますか?
世の中のルールがどのような流れで決まっていくのかを知れること、時には自分の意見によって世の中のルールをいい方向に変えることができることがこの仕事の醍醐味だと思います。自分の携わった仕事が文書や映像として公表されたり、新聞や業界紙で報道されたりしたときにやりがいを感じます。 職場の上司や同僚だけでなく、現場の方々からも「頑張って」や、「よくやってくれた」といった声をかけていただけたときにも仕事を頑張ってよかったなと感じますね。
Q6農林水産省でしか経験できない体験をしたエピソードを教えてください。
YouTuberになれたことです!農林水産省では、省公式YouTubeチャンネル「BUZZ MAFF」で、職員自らがYouTuberとして、日本の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を発信しています。私もブイブイ調査隊チームの一員として、産業動物獣医師の仕事の魅力や重要性を発信しています。企画、動画撮影、編集まで自分たちで行うので大変ですが、堅苦しい広報とは違う形で、自分たちの伝えたいことをダイレクトに広く周知できるので、やりがいがあります。
Q7農林水産省の人の雰囲気はどう思いますか?
農林水産省で働く職員は、出身学部、取得資格、得意分野も様々で、キャラクターも多種多様です。ただ、皆さん共通しているのは、農林水産業の現場の声に耳を傾け、現場のことを第一に考えているということです。 また、職員間のコミュニケーションを大切にしていて、上司・部下・男性・女性関係なく、自分の意見を言いやすい雰囲気があると思います。
Q8今後の目標や、描くキャリアを教えてください。
私は、人への健康被害や病気を未然に防ぐことに元々興味がありました。農林水産省では、食品安全の分野はまさに人への健康被害を未然に防ぐことを目的に対応しています。私は、大学・大学院で学んだ薬学の知識や科学的知見を生かし、より深い知識をつけながら、食品安全の分野に取り組みたいと考えています。 食品安全以外にも、動物用医薬品、薬剤耐性対策、畜産分野など、携わってみたい分野はたくさんあります。自分の強みを生かしつつも、あまり専門性にこだわることなく、新たな知識を身に付けながら業務に励みたいと思っています。
Q9農林水産省の好きなところはどこですか?
農林水産省には新しい取組を後押ししてくれる雰囲気があると思います。例えばBUZZ MAFFでは、各チームが一般的な広報とは違う形で皆様に情報発信をしています。時には前例踏襲を打ち破り、新しい取組を後押ししてくれる雰囲気が私は大好きです。 また、仕事ができて、時に優しく、時に厳しく指導してくれる尊敬できる先輩方がたくさんいることも好きなところの一つです。自分もそんな先輩になれるよう、日々頑張っています。
OFF TIME 休日の過ごし方
休日は家族で公園や動物園などに出かけて、子供とたくさん遊んでいます。仕事がうまくいかず、モチベーションが上がらないときも、家族のみんなが気持ちをリセットさせてくれるので、とても大切な存在です。
OTHER PERSON
大西 健介
大臣官房政策課
齋藤 大雅
大臣官房デジタル戦略グループ
早田 紗己
大臣官房新事業・食品産業部 外食・食文化課
食品ロス・リサイクル対策室
園部 広翔
大臣官房統計部 経営・構造統計課
貞廣 暁利
消費・安全局 畜水産安全管理課
梶山 寛喜
輸出・国際局 総務課 国際政策室
菅島 裕
農産局 穀物課
福田 はるか
畜産局 畜産振興課
川池 将人
経営局 経営政策課
新谷 奈津光
農村振興局 都市農村交流課
坂下 誠
農林水産技術会議事務局 研究調整課
永島 瑠美
林野庁 林政部 木材産業課
恩田 拓尭
水産庁資源管理部 国際課
日髙 智貴
九州農政局 経営・事業支援部 担い手育成課