INTERVIEW 11
髙橋 理恵
農産局 園芸作物園芸流通加工対策室 係員
平成31年入省/一般職農学
農学部

CAREER

平成31年4月
入省(関東農政局生産部生産技術環境課)
令和2年4月
関東農政局生産部生産振興課
令和3年7月
政策統括官付地域作物課
令和6年1月
農産局園芸作物課園芸流通加工対策室

Q1

「食」を通じて人の幸せにつながる仕事をしたいと考え、民間の食品メーカーを中心に就職活動を始めましたが、農林水産省の業務説明会に参加した際に、自分の手で国の施策を提案したり制度を作ったりすることができることを知り、スケールの大きさに魅力を感じたことがきっかけです。

Q2

官庁訪問に行くまでは民間企業や地元の県庁も選択肢にありましたが、農林水産省であれば、「食」について川上から川下までアプローチすることができるという点や、先輩職員との座談会等を通じて、志のある方々と一緒に働きたいと思ったことが決め手となりました。

Q3

選択肢は「知っていること」の中からしか生まれないので、まずは様々な業界や職種を知っていただき、業務説明会や座談会等を通じて、職を選ぶ上での自分の「軸」に合うかどうかを見極めていただければと思います。特に国家公務員は実際の仕事内容のイメージがつきにくいので、実際に働いている人から具体的な仕事内容を聞いてみるといいと思います。

Q4

野菜や果実の加工品の生産、輸入調整などの業務を担当しています。加工事業者などを訪問して課題の把握を行い、解決するために必要な施策を検討したり、国内生産者を保護するために輸入品の関税割当制度の運用を行ったりしています。

Q5

若手でも仕事を任せてもらえるので、自分で企画・立案を行い、計画通りに実行できたときはやりがいを感じます。また、園芸作物課の前に所属していた地域作物課では、でん粉原料用のかんしょ・ばれいしょやでん粉加工品などを担当していましたが、同じ「加工」でも全く違う世界でしたので、新たな学びが多く、面白みを感じています。

Q6

生産者や加工事業者の現状把握をする過程で、原料作物のほ場で生産者と一緒に収穫作業を行ったり、一般公開されていない食品工場で現地調査をしたりしたことです。「百聞は一見に如かず」と言いますが、まさにその通りで、実際に現場に行って見て体験することで理解が深まり、施策を検討する中で大変参考になりました。特に本省勤務の場合は現場との距離が遠いイメージがあったので、良い意味でギャップを感じた経験でした。

Q7

多様なパーソナリティを持った人が集まっていますが、個が尊重されており、自分らしく働きやすい職場だと思います。また、キャリアに関わらず意見を言いやすく、特に若手の意見を反映しようとしてくれる雰囲気があります。

Q8

何か1つを極めるスペシャリストよりは、多様な視点を持ったジェネラリストになりたいと思っています。まずは、川上である農産物の生産現場に1番近い農産局内で色々な品目について学びたいですが、将来的には別の局や他省庁なども含めて様々なポストを経験し、学び得たことを業務に活かしていきたいです。定年退職する頃には、若者が当たり前のように農業を就職の選択肢にするような世界を目指したいですね。

Q9

つながりを大事にしている人が多いところです。部署内の人とコミュニケーションを取ることはもちろんですが、定期的に異動があるところ、前の部署の人と終業後に飲みに行ったり、休日にフットサルをしたりなど、異動後もつながりがあることで、業務で調整が必要になった際に円滑に進めることができます。

OFF TIME

前の部署の先輩に誘われて始めた登山にはまり、天気の良い休日は山にいることが多いです。雪のある冬山も含めて1年中登るので、自然の中で四季の変化を感じ、リフレッシュできています。また、お寿司が大好きで、週に1回夫と一緒に回転寿司を食べに行くのがルーティーンになっています。笑

OTHER PERSON