INTERVIEW 09
添田 孝志
農産局 穀物課 課長補佐
平成24年入省/総合職技術系
農学部
前職:メーカー(食品)

CAREER

平成24年4月
入省(農林水産技術会議事務局技術政策課)
平成25年4月
生産局農業環境対策課
平成29年8月
政策統括官付穀物課
令和2年7月
大臣官房政策課技術政策室
令和3年10月
農林水産大臣政務官秘書官
令和4年8月
農林水産技術会議事務局研究企画課
令和7年1月
農産局穀物課

Q1

食品企業の社員として、企業の利益や消費者への魅力ある商品の提供等を意識して仕事に取り組んできた経験を踏まえ、他の企業の取組や自分に何ができるのかを改めて考えたいと思い、転職活動を開始しました。その中で、民間経験者から国家公務員になれる制度を知り、業界全体を支えていけるような仕組み作りに携わりたいと考え、国家公務員を志望しました。

Q2

大学入学時から日常生活を支える食に関心を持ち、卒業後も食品の新商品開発に携わりたいと思い食品企業に就職しました。これまでの大学や民間企業での経験を活かし、国家公務員への転職を考えた時には、農林水産省で働きたいと思いました。

Q3

農林水産省では、人、土地、品目など多くの部署と関わるとともに、霞ヶ関だけでなく、地方や海外まで幅広い業務を経験することができます。自分のやりたいことはもちろんですが、様々な部署を経験し、深みのある人を目指していただきたいと思います。

Q4

穀物課では、米、麦、大豆を所管しており、安定的な生産に向けた栽培技術の普及や経営所得安定対策の措置、低コスト生産による農業者の所得向上のほか、消費拡大などにも取り組んでいます。総括という立場では、課内の職員からの相談など丁寧にコミュニケーションを取り、スムーズに業務に取り組める環境となるよう心掛けています。

Q5

国の予算による事業は、日本の農林水産業を支えるとともに、国民の税金を活用しているということから、とても責任のある仕事だと思います。責任のある仕事としての大変さはありますが、その分、自分たちで検討を重ねてきた事業が認められ、生産現場で活用されるようにすることにやりがいを感じています。

Q6

私は、1年間、農林水産大臣政務官の秘書官を務めました。事業や制度をもつ担当とは異なり、政務官という農林水産省の政務を支える仕事は、省全体を見ることはもちろんのこと、国全体としての大きな流れを肌で感じることができる、とても貴重な経験でした。

Q7

農林水産省には、真面目で責任感を持って業務に取り組む人が多いと感じています。本省の職員の異動による人の入れ替わりに加え、地方公共団体や民間企業等からの出向者も多く、様々な意見をもとに活発な議論が行われる職場環境だと思います。

Q8

私は、商品開発の仕事も楽しかったですが、民間企業を経験してから公務員として働く選択は良かったと思っています。まだまだ民間を経験してからの転職者は少ないので、後に続く人たちのためにも一つでも実績を残して、この制度の活用が進む一助になれたらと思います。

Q9

日本の食を支える農林水産省での仕事は、生産現場にも消費者にも近く、感謝の言葉も、時には厳しい声もダイレクトに感じられるところは魅力のある職場だと感じています。自分の仕事の大切さを感じられることはいいことだと思います。

OFF TIME

農林水産省のバドミントンチームに所属しており、水曜日にある練習には出来るだけ仕事を調整して参加しています。土日も、地域のバドミントンの練習に参加したり、家では料理やお菓子つくりなど平日には出来ないことでリフレッシュしています。

OTHER PERSON